ヒヤリハット事例とは

ヒヤリハット事例とは

ヒヤリハット事例は、顕在化していないものの、重大な災害や事故に直結しかねない、一歩手前の危険な状態にある具体的な事例です。

ヒヤリハット事例をもとに、作業中・運転中に事故が起きそうな状況に出会い「ヒヤリ」としたことや、「ハッと」したことを記録し、その原因を全員で究明して、再び事故の要因とならないようにする安全衛生活動を、ヒヤリハット活動といいます。

ヒヤリハット事例は作業者が

ヒヤリハット事例は、現場で従事している作業者が挙げるのが一番です。

現場を具体的に知っており、もっとも「ヒヤリ」「ハッと」しているからです。
しかし、作業に精通していても、必ずしもそれを自覚できているとは限りませんし、またそれを他人に教える技術を十分に持っているとも限りません。

作成者のヒヤリハットを発見する能力が十分に磨かれていれば、ヒヤリハット事例を作るのが容易になります。また、それを表現する技術があれば従事者の間で共有することもできます。
ヒヤリハット事例を作業者が作れるようになるためには、作業者のヒヤリハットを発見し、表現する能力が十分に高められている必要があります。
作業者のヒヤリハットを発見する能力を高めるためには、ヒヤリハット活動が効果的です。

ここで、ヒヤリハット活動に必要になるヒヤリハット事例を挙げるためには、十分なヒヤリハット活動が必要である、という循環論法に嵌ってしまいます。

すでにヒヤリハット活動に精通した人がいるのであれば、その人に誘導してもらう形でヒヤリハット活動を進めていけばいいでしょう。

では、まったくこれからヒヤリハット活動を開始しようとする場合にはどうすればいいでしょう。

はじめは既存のヒヤリハット事例を借りてくればいいのです。
はじめは借り物であったヒヤリハット事例も、ヒヤリハット活動を続けていくうちに作業者の危険感受性が高まり、作業者自身が作れるようになってきます。

ヒヤリハット事例集を活用する

ヒヤリハット事例は、確かにそれぞれの職場や作業者のおかれた環境により個別具体的にならざるを得ません。

しかし、類型的というか、典型的というか、多くの職場に共通したものが多くあります。そうしたものは
ヒヤリハット事例集としてまとめられています。

作業者自身が作れるようにまでは、こうした既存のヒヤリハット事例集を使ってヒヤリハット活動を進めましょう。

ヒヤリハット活動が軌道に乗るまではそれを批判することはありません。

既存のヒヤリハット事例を見ていくうちに、ヒヤリハット活動の目的の一つである作業者の危険感受性はどんどん高まっていきます。

より安全な職場を作るためには、最初から完璧にこだわる必要はありません。

工場・製造業のヒヤリハット報告書のテンプレート・書式(無料ダウンロード)

ヒヤリハット活動のためには適切なヒヤリハット報告書のテンプレート・書式が必要です。特にさまざまが危険が潜む工場・製造業においては欠くことができません。ヒヤリハット報告書のテンプレート・書式を定めることでヒヤリハット事例に組織として対応できるようになります。

交通1人4ラウンドKYTと交通自問自答カード1人KYTのやり方

交通1人4ラウンドKYTは、1人でも交通KYTを実施できるようにした手法です。最後に自己チェック表で自分の到達度をチェックし自己の能力を判定できます。交通自問自答カード1人KYTは交通KYTの時間短縮を図るとともに危険の見落としを防ぐ工夫をしています。

交通KYT(交通危険予知トレーニング)とストレートKYTのやり方

ストレートKYTは交通について短時間で実践的な危険予知を行う手法で、交通KYT基礎4ラウンド法の応用的な手法です。ストレートKYTでは短時間のうちに、数多くのKYTシートを使った危険予知を繰り返すことで、危険感受性を効率的に向上させようとします。

交通KYT(交通危険予知トレーニング)のやり方と交通KYT基礎4ラウンド法

交通KYTの目的は、運転者一人ひとりが様々な交通状況における判断と運転行動との問題点に気づき、より適切な運転行動ができるようになることです。交通KYTは通常、交通KYT基礎4ラウンド法と呼ばれる手法で行われます。危険のとらえ方と表現の仕方に特徴があります。

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