工場・製造業のヒヤリハット報告書のテンプレート・書式(無料ダウンロード)

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ヒヤリハット活動のためにはヒヤリハット報告書の書式・テンプレートが必要です。
ヒヤリハット報告書の書式・テンプレートを定めることで、事実関係や原因、対策等について、組織の誰もが明確にわかるような報告が可能になります。その結果、ヒヤリハット事例に組織として対応できるようになります。

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工場・製造業のヒヤリハット報告書

ヒヤリハット報告書は、ヒヤリハット事例を報告するためのものです。
ヒヤリハット報告書には、(1)ヒヤリハット事例が「いつ」、「どこで」、「どのように」発生したのか(事実関係)、(2)何が原因でヒヤリハット事例が発生したのか(原因)、(3)ヒヤリハット事例を防止するためにはどうするのか(対策)等を記入します。

工場・製造業の現場にはさまざまな危険が潜んでいます。
そのため工場・製造業では事故が起こらないような取り組みが進んでいます。
その一つがヒヤリハットの報告です。
ヒヤリハットの報告を義務付け、作業者に注意喚起することが一般的に行われています。

工場・製造業のヒヤリハット報告書のテンプレート・書式

職場の実態に即した適当なヒヤリハット報告書のテンプレート・書式の存在は、ヒヤリハット活動の成否に大きく影響を与えるものです。

適当なヒヤリハット報告書の書式・テンプレートをつくるためには、公開されているものなどを参考にアレンジしていくことが効率的かつ効果的です。

工場・製造業のヒヤリハット報告書の無料ダウンロード

工場・製造業のヒヤリハット報告書のテンプレート・書式はいくつか公開されています。
そのうち無料ダウンロードできるものを紹介します。

株式会社石井マーク
ヒヤリハット報告書
http://www.ishiimark.com/nm-format.html
ヒヤリ・ハット事例(想定ヒヤリ・軽微アクシデント含む)報告書用紙となっています。タイトルどおり、シンプルで使い勝手のいいヒヤリハット報告書のテンプレートが無料で掲載されています。
完成度が高く、実際そのまま使われていることもあるようです。

ビズオーシャン
ヒヤリハット報告書
https://www.bizocean.jp/doc/detail/539696/
ホウフリンク氏作成のヒヤリハット(インシデント)の報告書です。
内容や状況、対応内容などを記入するようになっています。
非常にシンプルなつくりとなっています。
ただPDF形式であること、ダウンロードには無料の会員登録が必要なことには要注意です。
またこちらではヒヤリハット記録用紙のダウンロードもできます。
https://www.bizocean.jp/doc/detail/533035/

フリー雛形
ヒヤリ・ハット報告書
Excel雛形 無料ダウンロード
https://free-hinagata.com/hinagata/biz-hiyari-hat.html
無料でダウンロードできるヒヤリ・ハット報告書の雛形です。
Excel形式のファイルをzip形式で圧縮してあります。
A4横のシンプルなつくりになっていますが、シンプル過ぎるかもしれません。
それぞれの職場の実情に合わせて修正して使うといいかもしれません。

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ヒヤリハット報告書について

ヒヤリハット報告書は、法令上の提出や保管が義務付けられた書類ではありません。
もちろん、既定のテンプレート・書式があればそちらを使うことになりますが、特定の書式にこだわる必要はありません。

ただし、ヒヤリハット事例とその対応策を記録するものなので、「5W1H」または「6W1H」が記入できるようになっている必要があります。
これらの要素を明記することによって、報告を受けた側が概要を把握しやすくなります。

ヒヤリハット報告書の記載事項

  • 誰が(Who)
  • いつ(When)
  • どこで(Where)
  • 何を(What)
  • なぜ・原因(Why)
  • どのように(How)

 + 誰に(Whom)

  • 対応策

・誰が(Who)

発生時の作業者の状況をできるだけ客観的かつ正確に記すことで発生状況が明確なります。

・いつ(When)

発生日時を記すことで、経時的な変化が明確になります。

・どこで(Where)

ヒヤリハットが発生した工程や業務内容を区別しやすい形で記入する必要があります。

・何を(What)・どのように(How)

ヒヤリハット発生直前の作業者の行動と発生状況をできるだけ客観的かつ正確に記入します。

・なぜ・原因(Why)

ヒヤリハットと因果関係にあると考えられる事柄を記入します。
事故の発生は複数の要因が絡みあった結果と考えられますから、この時点では要因の絞り込みはしなくていいでしょう。

・対応策

作業者が取りうる対策わかっている場合にはそれを記入します。。
また、提案や要求がある場合にはそれも記入します。
妥当なものであれば環境改善につながるものとなるでしょう。


ヒヤリハット報告書の意義

ヒヤリハット報告書は、事故につながりかねなかった「何も起きなかったこと」つまりヒヤリハット事例を報告する書類です。
ヒヤリハット事例は何も起きなかったのですから、当事者を含め軽いことと受け止められがちで、ヒヤリハット報告書も軽視されることもあります。

しかし、ヒヤリハット事例は事故防止の入り口です。
ヒヤリハット報告書を適切に書くことが事故予防につながります。

忙しい仕事の中でもヒヤリハット事例を正確かつ素早く記録できるように、適切なヒヤリハット報告書のテンプレート・書式を整備しましょう。

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