介護に関する危険予知トレーニング(KYT)が盛んです。
多くの介護の現場で危険予知トレーニング(KYT)が行われ、関係する資料等も数多く作成されています。
しかし、無料で公開されている危険予知トレーニングシート(KYTシート)はあまり多くなく不便です。
この点、 介護現場と同様の場面にあることが多い看護関係の 危険予知トレーニングシート(KYTシート)を利用することで、この不便を解消することができます。
また、ヒヤリハット事例を活用することで不足を補うこともできます。
⇒無料LINE登録でPCショートカット集288選がもらえる!【ユースフルの公式LINE】
介護で利用できる危険予知トレーニングシート(KYTシート) (イラストあり)
一般社団法人医療介護チェーン本部
危険予知訓練(KYT)
http://www.medical-chain.or.jp/member/database-kyt.html
画面内で危険予知トレーニング(KYT)ができるので、一人KYTでも利用できます。。
転倒転落、検査、与薬、院内生活及び院内感染の場面で分類され、さらに起こりうる事故の内容と防止方法に関する解説も記載されています。
一般社団法人安全衛生マネジメント協会
危険予知訓練(KYT)無料イラストシート集 医療・看護
https://www.aemk.or.jp/kyt/iryo
多くはありませんが、介護でも利用できる危険予知トレーニングシート(KYTシート) が収集、公開されています。
例えば、患者介護-体位変更介助
https://www.aemk.or.jp/2752
などです。
必要なイラストを選んで、印刷して利用できます。
地方公務員災害補償基金
公務災害防止事業の発行図書
https://www.chikousai.go.jp/gyoumu/bousi/bousi-tosyo.php
職場の安全対策 始めよう!危険予知訓練(KYT)病院事業編
https://www.chikousai.go.jp/gyoumu/bousi/pdf/bousi47.pdf
KYT(危険予知トレーニング)普及のため、地方公務員災害補償基金が作成したものです。
病院事業に関するものですが、介護のKYT(危険予知トレーニング)でも活用できるイラスト等が多数掲載されています。
さらに、簡単に取り組めるKYT(危険予知トレーニング)の手法や研修の実施方法等もまとめられていて、KYT(危険予知トレーニング)の資料としても利用できます。
学研メディカル秀潤社
KYTイラストダウンロード
https://gakken-mesh.jp/info/static/kyt
利用可能なイラストデータが医療安全研修等のツールとして公開されています。
著作権が放棄されているものではありませんので、利用にあたっては“イラスト:島村陶冶”または“illustration:島村陶冶”の記載が必要です。
ご注意ください。
中外製薬
ナースのためのKYT > 実践資材ダウンロード
https://chugai-pharm.jp/hc/ss/pr/nrs/nnrs/01/02/03_001.html
危険予知トレーニングシート(KYTシート)のほか、KYT実例ムービーとして危険予知トレーニングの様子を公開しています。
医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師等)を対象にした情報ですので、利用できないのかもしれませんが…。
危険予知トレーニングシート(KYTシート)ではありませんが、医療・看護のヒヤリハット事例は多く公開されています。
介護の危険予知トレーニングシート(KYTシート)に応用できるものが多くあります。
⇒無料LINE登録でPCショートカット集288選がもらえる!【ユースフルの公式LINE】
介護のヒヤリハット事例(イラストあり)
危険予知トレーニングシート(KYTシート)ではありませんが、介護分野ではヒヤリハット事例が充実しています。
ヒヤリハット事例を応用して、 危険予知トレーニングシート(KYTシート)作成に役立てることができます。
公益財団法人 介護労働安定センター
イラストで見る介護事故事例集
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h30_kaigojiko_houkoku_panfu_20180420.pdf
事故の状況について、発生直前から発生するまでの展開を四コマのイラストで紹介しているので、どのような危険がどこにあるのかがとても分かりやすくなっています。
事故事例とはなっていますが、危険予知トレーニングシート(KYTシート)作成に役立つものとなっています。
また、利用者の事故だけでなく、財物の紛失と職員の事故も扱っており、幅広い内容となっています。
厚生労働省
職場のあんぜんサイト
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/hiyari/anrdh00.htm
「医療」や「看護」といった分野ごとの分類ではなく、「墜落・転落」、「転倒」、「激突」や「有害物との接触」、「交通事故」など、場面ごとに分類されています。
場面に応じたものを探し出す必要があります。
公益財団法人 テクノエイド協会
福祉用具ヒヤリ・ハット情報 全件表示
http://www.techno-aids.or.jp/hiyari/search.php?mode=search
事故情報とアンケート調査の結果等をもとに作られたもので、具体的かつ詳細に出来上がっています。
その他のヒヤリハット事例については、次のページでまとめています。
(サイト内リンク)
医療・看護・介護のヒヤリハット事例集(イラスト・無料)
事故が重大な結果につながりかねない介護分野では、危険予知トレーニング(KYT)の取組が進められています。
公開されている危険予知トレーニングシート(KYTシート)を有効活用して、
危険予知トレーニング(KYT)を進めましょう。