保育園・保育所のヒヤリハットマップ(ヒヤリマップ)の具体例




保育園・保育所などでの安全管理・事故防止のため、ヒヤリハット情報を共有し、危険を明確にするヒヤリハットマップを作成・公開することには大きな意味があります。

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保育園・保育所などのヒヤリハットマップの必要性

保育園・保育所での安全を確保するためには、子どもの年齢や場所、活動内容に注意して事故の発生防止に取り組むことが重要です。
特に、睡眠中、プール活動・水遊び中、食事中などの場面については、重大事故が発生しやすいことに注意が必要です。

「平成29年教育・保育施設等における事故報告集計」によると、保育園・保育所などでの事故報告件数は1,242件あり、負傷等の報告は1,234件、死亡の報告は8件でした。
事故は施設内で1,092 件(88%)、うち592件(54%)は施設内の室外で発生していました。

特定教育・保育施設等における事故情報データベース
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/data/index.html
「「平成29年教育・保育施設等における事故報告集計」の公表及び事故防止対策について」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/pdf/h29-jiko_taisaku.pdf

重大事故につながることが多いのは特に、睡眠中、プール活動・水遊び中、食事中などの場面です。
それ以外で負傷等の事故事例として多いのは、すべり台、鬼ごっこ、鉄棒、雲梯などです。

このように、保育園・保育所などでも事故の発生しやすい場面や場所はある程度決まっているので、それら危険が潜んでいる場所を明確にしておく必要があります。

だからといって、危険が潜んでいる場面や場所から子どもを隔離ししてしまえばいいというわけにはいきません。
また、危険だからといって子どもの活動を制限するのは望ましいものではありません。
安全管理や事故防止策を十分にして、子供が安全に楽しく遊べるようにすることが重要になります。

保育園・保育所などでの安全管理・事故防止のため、ヒヤリハット情報を共有し、危険を明確にするヒヤリハットマップを作成・公開する必要があるのです。

保育園・保育所などのヒヤリハットマップの具体例

スポーツ庁(文部科学省)
幼児期の運動に関する指導参考資料[ガイドブック]第1集
ヒヤリチェックシート・ヒヤリマップ(例)
http://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/a_menu/sports/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/10/19/1397128_5-8.pdf
保育施設・保育者のためのチェックリスト(例)
http://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/a_menu/sports/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/10/19/1397128_5-7.pdf
体を動かす遊びの中の事故事例と対策として、ヒヤリハットマップなどの例を掲載しています。
直接的には園庭に関するものとなっています。
なお、「幼児期の運動に関する指導参考資料[ガイドブック]第1集」は、保育施設での幼児期運動プログラムの研究開発及びその成果を指導参考資料としてまとめたものです。

ちどり保育園
保育リスクマネジメント
1.園庭ハザードマップの作成とその活用方法
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/ti-dori/html/environment/riskmanagement/action.html#01
千葉市花見川区に所在するちどり保育園が作成・公開している園庭ハザードマップです。
ハザードマップとなっていますが、内容的にはヒヤリハットマップと同様です。
ちどり保育園は保育リスクマネジメントを積極的に実践されています。
講演会や書籍の執筆、研修会への講師の派遣なども行っています。

株式会社ミサワホーム総合研究所
『ヒヤリハットさんちへいってみよう!』
https://soken.misawa.co.jp/kenkou_anzen/hiyari_hat/index.html
『ヒヤリハットさんちへいってみよう!』は家庭内でのヒヤリハットが学べる絵本です。
子どもたちへの“住育”などが評価され、2009年の第3回キッズデザイン賞を受賞しています。
確かに、住宅メーカーが作ったもので、保育施設が対象ではありませんし、ヒヤリハットマップでもありません。
しかし、絵本という形式は、保育士や関係者など大人だけではなく、子どもたちにもヒヤリハット情報を共有させるのに有効です。
『ヒヤリハットさんちへいってみよう!』は、一歩進んだヒヤリハットマップづくりを行う際に参考になります。

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