介護施設での重大事故とヒヤリハット事例
介護の現場で発生するおそれが大きい事故に対する危険感受性を高めること、つまりヒヤリハットを敏感に察知できるようになることが重要です。発生のおそれが大きい事故の種類を知り、ヒヤリハットを活用することで、重大事故を効果的に防ぐことができます。
ヒヤリハット事例集(イラスト)と危険予知トレーニング(KYT)のやり方
ヒヤリハット事例は、顕在化していないものの、重大な災害や事故に直結しかねない、一歩手前の危険な状態にある具体的な事例です。危険予知トレーニング(KYT)は、作業者たちがその作業に潜む危険を事前に予想し、指摘しあう活動です。いずれも安全衛生において重要な意味のあるものです。
介護の現場で発生するおそれが大きい事故に対する危険感受性を高めること、つまりヒヤリハットを敏感に察知できるようになることが重要です。発生のおそれが大きい事故の種類を知り、ヒヤリハットを活用することで、重大事故を効果的に防ぐことができます。
介護関係のヒヤリハット事例は多くのものが無料で公開されています。イラストが描かれているものも多く、無料公開のヒヤリハット事例集だけでも多くのケースに対応できます。不足があれば、看護向けのヒヤリハット事例やKYT事例を応用することもできます。
介護分野の危険予知トレーニングシート(KYTシート)は無料で公開されているものがあまり多くなく不便です。看護等の他分野で公開されているものの活用や数多く公開されている介護分野のヒヤリハット事例集のイラストを応用することで対応が可能です。
医療関係者向けに医療・看護の危険予知トレーニングシート(KYTシート) のイラストが公開されています。無料のものもあります。充実しているヒヤリハット事例を危険予知トレーニング(危険予知訓練)に活用することもできるでしょう。
医療・看護に関するヒヤリハット事例集は多くのものが公開されていますが、無料で公開されているものはあまり多くはなっていません。医療・看護分野では、ヒヤリハット活動の取組が進められていますので、会員制や有料のものは質・量ともに充実しています。